あさり、牡蠣、鯛の深い旨味!エバラ よせ鍋の素のレビューです。

こんにちは!今回は、エバラ よせ鍋の素のレビューをご紹介します!

エバラ よせ鍋の素は、鰹と昆布の和風だしをベースに、あさりと牡蠣と鯛の旨味を加え、風味豊かな醤油味に仕上げた鍋ダシです。

エバラと言えば、最近一人鍋用のプチッと鍋がCMをしていることもあって話題ですが、このような家族分(3~4人前)のものも販売されています。水を加えることもなく、そのまま鍋に入れて具材を炊くだけでOK。カンタン調理で美味しいよせ鍋を味わうことができるようになっています。

前までは昆布からダシをとり、醤油とみりんで薄味にしてポン酢で食べるというのが家での定番でしたが、少しでも手間を減らそうと思ったのと、最近はいろんな鍋だしが売っているので、それをいろいろと試してみたいなと思っていました。そこで今回、このエバラのよせ鍋の素を購入したというわけです。

以前、このサイトでもご紹介したミツカン 〆まで美味しいごま豆乳鍋つゆを購入して鍋を作りました。これも美味しかったですが、最近の鍋つゆの素は店舗レベルの味が楽しめるのでいいですね。お手軽なので、ついつい頼ってしまいます。なので、このよせ鍋の素も店舗レベルの味が楽しめるのか期待です♪

では早速レビューをどうぞ。

パッケージは赤紫色。鍋ダシのような醤油色なのかな~って感じです。白いパッケージよりは注目されそうですね。あさり、牡蠣、鯛のおいしさ!と記載があるのは美味しそうなイメージが沸くので購入の決め手になりそうです。

裏面には成分表や原材料、お鍋の作り方が記載されています。今回はこの記載も参考にしつつ、オリジナルの具材を使って鍋を作っていきたいと思います。

成分表です。

一袋(750g)当たり

エネルギー 75kcal
たんぱく質 6.0g
脂質 0g
炭水化物 12.0g
ナトリウム 5175mg

よせ鍋の素のみでの成分用となっているので、この成分表はあまり参考にならないかもしれないですね。(他の鍋つゆの素には、おおよその一人前単位の成分表が記載されているものもあります。)

では開けてみましょう。

ホントに白だし、醤油、みりんを組み合わせたかのようなシンプルな色合いです。ですが香りは主張過ぎない程度にふんわりとしていながら、とても旨味を感じる鰹や醤油のいい香りになっています。優しくて深い感じです。

では調理していきます。まずは鍋に火を入れ、中火にして温めます。

その間に白菜1/4をカットしていきます。だいたい一口大にカットしますが、根っこの部分はお年寄りでも食べやすいように柔らかくするため、半分にスライスしておきます。

一口大にカットした白菜は、葉っぱの部分と根っこの部分を分けて、鍋のお皿を容器代わりにして場所を取らないように入れておきました。

そしてよせ鍋では比較的珍しい大根を使います。火が通りやすいようにいちょう切りにスライスしておきます。

そして鍋が温まったら白菜の根っこの部分と大根を入れてしばらく煮込みます。底が焦げないように中火より少し弱めで煮込むといいかもです。

白菜の根っこと大根を煮込んでいる間に長ネギもスライスしておきます。根っこを入れたことで空いたフタの部分にスライスした長ネギをのせておきました。

そしてそれ以外に使用する具材は画像のとおり。まずはえのき、しいたけ、おこぜ(鍋用)、鶏ももブロック、豆腐です。

そして以前このサイトでご紹介したかに本舗 8L・7L超特大 生ずわい蟹 半むき身 満足セットを一パック分。これは流水で解凍しておきます。

マロニーは1/3をポットのお湯を使って少し戻しておきます。マロニーは少量でもかなり膨らむので、あまり大量に使わないよう注意です。(人数によりますが、今回は3~4人前の鍋にしています。)お湯に浸して、箸で少しかきまぜてくっつかないようにしておきました。

鶏ブロックとしいたけは一口大に、えのきは根っこを切り落としてむしって一口サイズに、豆腐も切って一口サイズにしておきます。おこぜはお湯を沸かしてさっとお湯をかけ、水で冷やして霜降りにしています。おこぜは骨が多く、鍋に入れると身がバラけて骨が残るので、雑炊にすると骨がましいところも出てきます。なので、厄介と思う場合はタラなどの違う魚にしたほうがいいかもです。

すでに具材を全部入れた画像になっちゃってますが、手順としては、白菜の根っこと大根が煮えたら白菜の葉と長ネギを入れてフタをし、しばらく煮込みます

そして葉っぱや長ネギがシナっとなったらえのき、しいたけ、お湯を切ったマロニー、オコゼ、鶏肉を入れてフタをし、またしばらく煮込みます。

そして最後にカニと豆腐をいれてフタをし、また煮込みます。カニが大量過ぎて、上のほうが浸かりませんでした^_^;

仕方がないので、カニをひっくり返したりして、鍋ダシをカニに染み込ませます。カニからダシが出るので、さらに鍋の旨味が倍増します♪

これで完成。見た目的にはカニで埋め尽くされた状態になっちゃってますが、味は保証付きです。

では食べた感想です。

今回はカニをたっぷりと入れたので、だいぶカニのダシが出ていてとてもうま味のあるお鍋になりました。店舗で食べるレベルのダシになって、カニにも他の具材にもダシが染み込み、かなりジューシーな味わいが楽しめたので良かったです。

カニの胴体部分は、カニスプーンを使っても身がなかなか出てこないのでそのままかぶりつきましたが、かぶりつくと蟹身からジュワーッとダシが溢れてで、それがカニ胴体のうま味と合わさって極上の味わいを楽しむことができました。

もちろん、カニを入れなくてもかなりいい味のよせ鍋の素になっていると思います。ただ昆布などのダシだけでなく、鯛や牡蠣、アサリなどのうま味成分だけを抽出したような、シンプルながらもとても深い味を感じることができます。

アサリと牡蠣のクセや鯛の臭みといったものも一切なく、シンプルながらも鍋具材の素材の味をきちんと活かしてくれる味になっていると思います。そして具材のダシが溶け出すことで、ダシを飲むだけでもとても幸せな気分になれますし、カニの風味も消すこと無く、全てを美味しくいただけます。もちろん〆の雑炊も最高に旨いですね。

普段キムチ鍋や塩、味噌を好む方でも、通常のよせ鍋ダシのような物足りなさは感じない味になっています。なので、『たまにはシンプルなよせ鍋を。』と思った方でも、他の味に負けない、よせ鍋の素だからこそ持つ深い旨味が味わえると思うので、ぜひお試しになってみてはいかがでしょうか。

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