今回は、さくらや あんとうふのレビューをご紹介します!
株式会社さくらやから発売の『さくらや あんとうふ』は、水ようかんともういろうとも異なる、心地よいつるんとしたのどごしの新食感が楽しめるお菓子です。くず粉と寒天を使用し、豆腐を思わせる形と食感に仕上げてあるのが特徴。身内からお土産として頂いたものになります。価格は税込み760円です。
パッケージはあんこの色を反映させた、ピンクとパープルが混ざったような小豆色。蔵のような和の建物のイラストも掲載された親しみやすいデザインです。
チラシが同梱されていました。
製造元の株式会社さくらやは広島県東広島市に本社を置く和菓子メーカーで、創業は大正元年(1912年)という超老舗店。このあんとうふの他に、『樽最中』、『瓶最中』、『西条酒蔵通り』、『酒都の月』といった最中やまんじゅう、洋菓子を取り扱っています。そしてこのあんとうふにも、今回レビューする小豆味の他に抹茶味が販売されています。どれも美味しそうですし、ご贈答などにも良さそうですね。
開封。見た目は羊羹やういろうそのもの。ビニールで包装されています。衛生的でいいですね。しっかりと包装されているので、開封には少し手間取りました;
裏面には原材料や成分表のシールが貼ってあります。
成分表です。
100g当たり
エネルギー | 137kcal |
たんぱく質 | 1.2g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 33.3g |
食塩相当量 | 0.0g |
開封。ビニールパッケージの他に、表面は透明なビニールシートで覆われていました。確かに葛粉で弾力を付けたようなツヤ感がありますね。
ちなみに羊羹は小豆などの餡を寒天などで固めたもの、ういろうは米粉と砂糖を練り混ぜて蒸したものになります。見た目は似ていても全く別物。そしてこのあんとうふは小豆などの餡を葛粉と寒天で練ったものになります。羊羹にも葛粉は使用するので、どちらかというと水ようかんに近いのかも。
食べ方は一口サイズにカットするか、スプーンですくいながら端から食べていくといった感じかと。今回は包丁で切れ目を入れて小分けしました。
葛で練られた胡麻豆腐のような弾力がありますね。あんもそこまで濃くなく、ツヤツヤ感があって瑞々しいです。夏に食べると涼しい気分になりそう。
では食べた感想です。
あんこのザラッと感は弱めで、葛のツルッと食感があって美味しいです。甘さは控えめながらもあんこの味わいはしっかりとありますね。甘いのが苦手な方だとかなり食べやすいと思います。甘ったるさがないので何個でも食べられるのがいいですね。
一方、まったりガッツリなあんこの甘みが欲しいと言う方には物足りないかも。ですが葛の食感により、夏の風物詩的にさっぱりあっさりといただける餡菓子でした。