こんにちは!
今回はMG1/100百式Ver2.0のレビューをご紹介します!
このMG百式ver2.oは、2015年5月30日にバンダイから発売になりました。
箱絵は百式をメインとして、Zガンダムとディジェが記されています。
ムーバブルフレームを踏襲した可動ギミックで、幅広い可動域を可能にしています。
内部フレームの構造を覗かせつつ、全身を金色のメッキ塗装で表現しています。以前のMG百式からVer2.0になって少しスタイリッシュでシャープになりました。
機動性を重視した機体として、軽量化が随所に見られます。腰回りや足首など、全身がスリムに表現されています。
アンダーゲートによって、素組みでもゲート跡(ランナーの切りあと)があまり目立たないようになっています。
劇場版Zガンダムで表現されたカメラアイを、通常・デュアルアイ・走査線の3パターンをパーツの差し替えで再現しています。クリアーパーツが分かれているので、いつでも組み換えるだけで表現が可能です。
デュアルアイは、力強い印象を感じます。クリアーパーツにはデカールなしでもモールドで形が作られています。
索敵時の走査線も美しく表現されています。こちらもクリアーパーツにはモールドで走査線が形作られています。
首の動きはスムーズで、胸のパーツが干渉することなく、顎を引くことが出来ます。
コクピットハッチは、胸の金色パーツを左右に開き、中央のハッチを手前に開きます。中にはクワトロ大尉が確認できます。
両腕は水平になります。脇の可動域がわりと広いです。ポロリすることなくスムーズに展開します。
バックパックの左右に取り付けられているのバインダー(機体の自動姿勢制御バインダー)は、内側にも外側にも、上下にも展開可能。
エモーションマニピュレーターではないものの、自由度は高く、武器の保持もしやすくなっています。保持用の固定ピンが武器とマニピュレーターについているので、ポロリすることもありません。
アクションベースとの接続ジョイントがついているので、浮遊状態のスタイルにすることができます。(アクションベースは別売りです。)
股の可動域は広く、左右に大きく展開することが出来ます。腰のアーマーが干渉することもありません。
股の展開部が、幅広い可動域を実現しています。
腰は180度回転し、胸部も前後に大きく傾けることができます。腰をひねりながら胸を張るという人間味のある動きも可能です。
(左図)脇の球状ジョイントパーツが胸から引き出され、腕の柔軟な動きを実現します。各部とも細かく稼働するため、いろんな動きが可能です。
(右図)拳上部にはトリモチランチャーが表現されています。細いディティールで細部まで工夫されています。
内部フレームがむき出しになっている部分は、くるぶしの動きとともにシャフトが伸縮し、リアルなディティールを再現しています。
ひざとももの上部が稼働するため、ウェーブライダー形態を彷彿とさせる動きや立膝(たてひざ)のスタイルを維持することも可能です。
武器の両手持ちも、柔軟な腕の可動で再現できます。見た目の違和感もなく保持できます。
背中にクレイバズーカとビームライフルをマウント可能。保持力も高く、ポロリすることもありません。バインダーと干渉することもありません。
ピンで固定しなくても、ビームサーベルを保持できます。かっこいい二刀流も表現できます。スタイルが充実しています。
武器はビームサーベル2本、ビームライフル、クレイバズーカの3種類です。武器も素組みながら、細かな色分けを再現してあります。
クレイバズーカは、マガジンが脱着可能です。予備の弾頭も用意されています。
ビームサーベルの柄の部分は、リアアーマーに設置できます。保持力も問題なく安定しています。
固定位置を下げることもできます。
補助パーツです。フィギュアと予備パーツ(上画像)、プレミアムバンダイから発売しているバリュートパックの固定パーツ(下画像)がついています。
デカールは3種類。それぞれ、マーキングシール・ガンダムデカール・通常シールの3タイプです。
マーキングシールは、通常のシールと同じく、普通に剥がして各部に貼るタイプです。ガンダムデカールは、上からこすると転写されるタイプです。
自然な腕の表現ができるのでいいですね。
MGユニコーンガンダムVer.kaと比較しました。身長差はありますが、百式の体型バランスは申し分ないですね。
では参考に、いくつか画像をどうぞ。
腕の可動も干渉することなく、スムーズです。
以上です。機体のスタイルはスリムながら、関節各部は非常に安定しています。適度に保持力も有り、パーツのポロリする箇所も見受けられませんでした。関節部分の可動域は広く、様々なスタイルが可能です。
体型バランスもよく、飾っておくにも十分美しいスタイルになっています。素組みでも色分けがきちんとされていて、ほぼ塗装の必要もありません。
非常に完成度の高いガンプラになっていて、組み立てて満足、飾って満足の百式Ver2.0でした。