滑らかな口溶け!サラサラ食感!大和屋 越乃雪 レビュー

今回は、大和屋 越乃雪のレビューをご紹介します!

大和屋から発売の『越乃雪』は、越後の餅米の寒晒し粉(かんざらしこ)(別名:白玉粉)に、四国特産の和三盆糖を土地の湿気に寝かして配合した口溶けの良いお菓子です。きめ細やかな風味と上品な甘さが特徴の一品。東京に旅行した際、銀座三越の地下にて、お土産売り場で見かけて気になったので購入してみました。価格は16個入1,296円、24個入1,944円、32個入2,592円、48個入3,780円(全て税込み)です。

今回は最小の16個入りを購入してみました。パッケージは上品な和包装。筆書きされた『越乃雪』が印象的で高級感が感じられるデザインになっています。

開封しかけで申し訳ないですが、裏面には原材料や成分表が記載されています。原材料は至ってシンプル。徳島産の和三盆糖と新潟県産のもち米、氷砂糖のみになります。少ない原料で如何に美味いお菓子を作れるかでその店の真価が問われるといったところでしょうか。

成分表です。

100g当たり

エネルギー 384kcal
たんぱく質 0.2g
脂質 0.1g
炭水化物 95.5g
食塩相当量 0.01g

外の包装を剥がすと木箱のようなデザインの容器になっています。こちらにも筆書きの『越乃雪』が記載。

中にはメッセージが入っています。発売元の大和屋(やまとや)は安永7年(1778年)創業の老舗和菓子店。贈り物用菓子を提供する御用菓子屋として、長岡藩に『越乃雪』をお供え菓子用に献上していたそうです。取扱商品はこの越乃雪の他に、季節の上生菓子や『越後雪んこ』、『ふゆじたく』、『栗大福』、『文のたね』、『瑞穂最中』など多数の和菓子を取り扱っています。⇒大和屋ホームページ

開封。2cm✕1.5cm程度の越の雪が等間隔に詰め込まれています。きれいに分割されていて、その名の通り雪を被ったように、表面にはきめ細かな砂糖(和三盆?)が振りかけられています。

ブロック状で一つ一つが壊れやすいので、容器から1個ずつ取り出すのはほぼ無理。ボロボロと壊れてしまいます。

なので、外側の紙を引っ張って底を持ち上げ、一つずつ取り出すという感じです。角砂糖よりも壊れやすいので、取り扱いには注意が必要。食べる際も1個まるまる口に入れるように注意書きがあります。

砕くとこんな感じ。一気に崩れます。

では食べた感想です。

歯が要らず、口の中でサラサラ〜っと溶けていきますね。面白い食感。落雁(らくがん)のように硬くはないので、口の中で一気に溶けていきます。味は和三盆に近く、甘さが強いですが上品な味。日本茶との相性はバッチリです。噛むとしゃりしゃりっとした砂糖の食感もありますが、粒がきめ細かいですね。

甘さが強いので、甘いのが苦手な自分は2個が限界; ですが、味や食感は高級料理店のスイーツとして出されても納得なくらいいいものなので、お茶会のお菓子などにもすごく合いそうですし、上品な銘菓として楽しんでみてはいかがでしょうか。




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