こんにちは!今回は、ショップジャパン ビッグビジョンのレビューをご紹介します!
ショップジャパンのビッグビジョンは、ピントを合わせるのが目的のメガネや老眼鏡とは違い、小さい文字でも大きくハッキリと見ることができる拡大鏡です。アメリカや世界中で愛用され、現在発売累計数は170万セットを突破。ネイルや模型製作、読書といった目に負担のかかる作業をよりラクにしてくれるスグレモノアイテムです。
今回はこのビッグビジョンをショップジャパンより提供していただきましたので、ビッグビジョンのレビューをご紹介した後に、以前このサイトでご紹介した『ハズキルーペ』と比較してみたいと思います。
特にビッグビジョンのレビューが必要ないという方は、以下のリンクをクリックしてハズキルーペとの比較をご覧ください。⇒ビッグビジョンとハズキルーペとの比較はこちら
ではまずはビッグビジョンが届いた状態からどうぞ。
ショップジャパンのダンボールに入って届きました。今回のものは試供品ですが、以前楽天で購入したセラフィットもショップジャパンのダンボールに入って届いたので、普通に購入してもこの状態で届くと思います。
中には小柄のビッグビジョンが一箱と緩衝材のみ。これで破損しないようになっているようなので、入れ方がなかなか巧妙・・・・・
色味やデザインはなかなかいいですね。ライトブルーで親しみやすいです。ハズキルーペは黒ツヤでシャネルのような値が高そうなパッケージデザインでしたが、こちらはポップで日常品のようです。
このビッグビジョンの特徴は以下の3点です。
特徴①:目に負担をかけない倍率&レンズ構造、さらには軽さと丈夫さも併せ持つ、人間工学に基づいた設計。
特徴②:メガネタイプなのでメガネのようにかけるだけ。両手が使えるので作業がし易いです。もちろんメガネを掛けた状態でも使用できます。
特徴③:拡大率は1.6倍。小さな文字が大きくなるので、疲れることなく読むことができます。
今回いただいたのは『ビッグビジョン ギフト』です。この商品には専用ケースが付いているので、ハズキルーペとより似た状態の比較しやすいものを選びました。
では開けてみましょう。
中には専用ケースに入ったビッグビジョンと説明書が、ビニールに入れられて箱に入っていました。
ビニールを取った状態。ビッグビジョン専用ケースと説明書です。専用ケースは軽いですが、なかなかボリュームがあって大きいです。底が平ではなく丸型なので、平たい机などの上だとクルクルと回転してしまいます。ですがサイズが大きい分、ビッグビジョン自体はあまりキズがつかずに済みそうです。
上部にはビッグビジョンのロゴが入っています。ちなみに『TM』とは、Trademarkの略語で「商標」を意味します。
専用ケースを開けるとビニールに包まれたビッグビジョンが入っています。
ビッグビジョンの下にはメガネ用ポーチも入っていました。ホームページに特に記載もなかったのでこれはちょっとうれしいかも。
底面にはこれだけの曲線があります。
本体のビニールを取った状態。さらにレンズのところにはビニールがかぶせてあります。新品であることがよくわかります。
レンズ表面のビニールを取った状態。透明で向こう側もくっきり映っています。
ちょっと画像では見えにくいですが、フレーム側面の内側に『made in china』と印字されています。中国生産なんですね。
フレーム側面の外側にはロゴがプリントされています。これはカッコイイですね♪
鼻パッドです。透明度が高く、サイズも大きいです。中央は空洞になっています。
シンプルなメガネポーチです。触り心地はハズキルーペに付属しているクロスと同じく、すべすべふんわりな手触り。説明書に記載がありますが、このポーチはクロスとしても使用できるようですね。どうりでクロスが入っていないわけだ。
ポーチはビッグビジョンをしっかりと包み込んでくれます。ケースに入れずに持ち歩くほうが上品さが演出できるかもです。クロスの役割を持っているので、ポーチに入れておくだけできれいになりそうです(*^^*)
ケースの内側に緩衝材が貼ってあるせいか、ビッグビジョンを中に入れてケースを振ってもカタカタと音がすることもないですね。傷つきにくいようになっているようです。
続いて説明書を見ていきます。説明書は1枚もののペラ説明書。特に細かい使い方があるわけでもないので、説明はこれだけで十分というわけですね。
かけ方は少し目から離して、鼻パッドを鼻先にかける感じで使用すると正しく文字を見ることができます。
対象物から20~30cm程度離した位置で使用します。
フレームを展開した状態。サイズもメガネなどとほとんど変わりないようです。
ハズキルーペと同様に、ビッグビジョンをかけた状態でもパソコンの文字や画面を拡大することはできますが、だいぶモニターに近づかないといけないのでパソコン作業には不向きと言えるかもしれません。ですが模型用の小さなパーツ類もこれだけ大きくわかりやすい状態にして作業することができます。なので、趣味や読書、裁縫といった手元での作業はかなりラクになると思います。
ではここからはビッグビジョンとハズキルーペを比較していきたいと思います。
まずは専用ケースから。大きさはビッグビジョンの方が丸っこくて大きいです。前述のビッグビジョンレビューでもお伝えしましたが、ビッグビジョンのケースは底面が丸まっているのでクルクルと回転してしまいます。不安定さがありますね。ハズキルーペは底が平らなのでケースが安定しています。
フタを開けた状態。ハズキルーペのケースのほうが大きく見えます。フタを開けた状態だとビッグビジョンのケースのほうが安定してますね。ハズキルーペのケースはフタがしっかりと開かないのでコテっと向こう側に倒れやすくなります。
続いて本体の比較です。収納時のレンズやフレームの大きさはほぼ変わらず。どちらも安定して机に置いておけます。
ビッグビジョンは少し角ばったような形をしていて、ハズキルーペは曲線の強い形になっています。軽さはどちらもほとんど同じくらいで軽量。かけていても重さを気にするほどの負担はなさそうです。それと、ビッグビジョンがシンプルなプラスチックフレームなのに対して、ハズキルーペはラメ入りで上品さを感じさせます。人前で使ったりする分にはハズキルーペのほうがオシャレなファッションとして演出できそうです。
かけた状態は、ハズキルーペは細身のフレームが優しく頭部を包み込んでくれる感じがあるのに対して、ビッグビジョンはハズキルーペに比べると少しフレームが太めなので締めつけ感が強いです。
一方、鼻にかかる部分は、ゴムのサイズが大きいだけあってビッグビジョンの方が圧倒的に優しいですね。ハズキルーペが少し堅めでゴツゴツ感があるのに対して、ビッグビジョンはソフトな感じがします。これは鼻パッドを触ってみると分かるんですが、ビッグビジョンの方がかなり柔らかいソフトなゴムを使ってありますね。硬さに2倍くらいの違いがあります。
どちらがいいかはお好みですが、フレームの締め付けは頭の大きさによって変わるのでなんとも言えないです。ただ、ビッグビジョンにはフレームが柔らかいソフトプレミアムというのもあるので、そちらを使うとこの締めつけ感はなくなりそうです。⇒ビッグビジョンソフトプレミアムはこちら
では文字の小さめの本を使って比較をしていきます。最近の書籍は読みやすいように文字が大きめにしてあるので、あまり読みづらいということも少ないかもしれませんが、それでも書籍にプリントしてある文字の大きさがどれくらいになるのか比較してみたいと思います。
まずは書籍そのまんまの文字の大きさです。まぁ大きくもなく小さくもなくって感じですね。ですがこれくらいでも老眼の方や目の悪い方などは読むのが大変かと思います。
ハズキルーペはこんな感じ。
次にビッグビジョンです。こんな感じ。
正直言ってどちらもほとんど差はなさそうです。どちらもかけた状態で本を遠ざけると酔ったような感じでモワ~ンとなります(笑)なので本との距離はしっかりと20~30cmくらいに保ってから読むと、どちらもハッキリと文字が見えるようになります。どちらの拡大文字サイズも同じくらいなので、共に小さい文字を大きくするにはとても長けてますね。
ですがここで少し気になったことがひとつ。
ハズキルーペは上部に黒いフレームがあるので、たま~にそのフレームが気になったり、かけたり外したりする場合にフレームが文字を妨げたりすることがあります。
一方、ビッグビジョンは上部にフレームがないので、読んでいて全くフレームが気にならなかったです。これは意外と大きくて、長時間読書をしているとこういった小さなところがストレスになってきます。なのできちんと内容が頭に入ってこなかったり、大事なところを読み飛ばしてしまったりすることもあるわけですね。こういったちょっとしたことで、せっかくの読書が集中できない場合があるので、そういった部分では本に集中しやすいビッグビジョンの方がいいかなーって思いました。
続いてブルーレイレコーダーの取扱説明書です。こんなの読めってか!って思いますが、ハズキルーペやビッグビジョンを使うと読めちゃいます。
まずはハズキルーペです。
続いてビッグビジョンです。
どちらも小さい文字が大きくなって読みやすくなってますね。ただ、やっぱり気になるのがハズキルーペ上部の黒いフレームです。まぁ画像は携帯で少し離して撮影しているのでここまでフレームが目立つことはありません。ですがかけていても少し黒いのが気になりますし、ちょっと気が散るかなって思います。ビッグビジョンは画像のとおりすらっと読めるんですけどね。
なので日常で長時間使うとなると、少しビッグビジョンに分があるのではないかと思います。使っていてストレスが少ないですし、集中もできます。鼻パッドややわらかフレームといったストレスを感じる部分を解消する仕様のものが販売されていますし、追加梱包手数料900円で2本目がついてくるのもお得です。家庭で頻繁に使う場合はビッグビジョン、外出先でオシャレに使うならハズキルーペという感じに両方を使い分けてもいいですね。
どちらもそれぞれメリット、デメリットがありますが、ビッグビジョン、ハズキルーペ共に読み物などをラクにしてくれるので、少しでもストレスフリーの最適な読書を楽しみたいならぜひオススメのアイテムですね。