今回は、味の素 お肉やわらかの素のレビューをご紹介します!
味の素 お肉やわらかの素は、お肉にまぶして5分おくだけの簡単調理、酵素の力でお肉を柔らかくし、塩・こしょうの味がついているのでそのまま頂ける肉用調味料です。発売日は2016年2月。
CMでよく見かける商品ですが、本当に柔らかくなるのかどうかは実際に使ってみないとわからない部分でもあります。ホームページなどでは鶏肉のささみやハンバーグなどの画像が掲載されていますが、元々それほど固くないお肉だと柔らかくなっているという確信は持てないので、今回はスーパーでいつも購入している固めのステーキ肉で試してみたいと思います。⇒味の素 お肉やわらかの素ホームページ
まずはパッケージレビューから。パッケージはシンプルな薄型タイプですが、上部には簡易式ジッパーが付いていて、開封後も閉じておけるようになっています。パッケージの形がアジシオや味の素瓶容器っぽい形にしてあるのが面白いですね。口が小さめになっているので、あまり一気に出てこないようになっているのもなかなか考えられたものだと思います。
裏面には使い方や原材料、成分表などが記載。
ソテーや唐揚げ、トンカツなどにも使えます。調理前にお肉にまぶしておくだけでいいんですね。
使い方はお肉の両面にまんべんなくこのお肉やわらかの素をふりかけ、5分以上おくだけでOK。放置型の簡単調理調味料なんですね。お肉だけでなく、魚にも使えるようですよ。それと、おけばおくほど柔らかくなっていくらしいので、一度食べてみて気に入らなければもっとおいておくといいみたいですね。ですが完全に溶けてしまわないように開発してあるようです。
成分表です。
お肉100g分(2.5g)
エネルギー | 5.9kcal |
たんぱく質 | 0.48g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0.97g |
ナトリウム | 0.93g |
では調理していきます。
まずはスーパーのステーキ肉を用意します。これでも一応1枚800円程度です。この値段なのだから柔らかくあって欲しいですが、結構硬かったりします。たまに柔らかいものにヒットした時はうれしいですけど、だいたい硬いかな~くらいのお肉になっています。
いつもお肉の筋切りには、以前このサイトでご紹介したニクサスを使っているので、今回もいつも通りにザクザクと切込みを入れておきました。使ったあとに「お肉やわらかの素を使うんだった~」と後悔しましたが後の祭り。このままレビューを続けたいと思います;
ではお肉やわらかの素を振り掛けていきます。割りときめ細かいパウダー状になっていて、ある程度まとまって降り掛かってくるようです。お肉100g当たり小さじ1杯程度と記載があったので少なめにふりかけておきましたが、パッケージやホームページを見るともっと大量にふりかけてもいいみたいですね。
一応お肉の表面全体に馴染むようにすりこむように慣らしておきました。振り掛けたあとにどうしておくのか記載がないので対応が難しいですが、振り掛けたそのまま放置すればいいのかな?って感じです。
香りは塩コショウの香りも多少ありますが、ラムネ菓子?っぽい酸味の効いた香りがします。なんか駄菓子にあるような香り。これがおそらく酵素の香りなんでしょうね。
まぶして5分くらい経つと、塩などの影響からか、表面に脂が浮き出てしっとりとしてきます。後は焼くだけ。
フライパンでしっかりと火がとおるまで焼き、一口大にカット。野菜を添えてしていただきます。
では食べた感想です。
肉を切っているときはそれほど柔らかいとは思わなかったのですが、食べてみると「どしたんこれ!」と思うくらいとても柔らかいです。肉自体は今までスーパーでよく買っているもので、肉の硬さはだいたい知っているつもりなので、それから比較してもとても柔らかくなっていますね。
普段はぐにゃぐにゃとした食感なのですが、このやわらかの素を使うと歯切れもよく、サラッと噛み切れます。繊維の食いつきが違うというか、言い方は悪いかもしれませんが、繊維が破壊されたっぽいホロホロ感があります。明らかに何かの力で柔らかくなっているのが分かるレベルですね。
今回、塩コショウ味はそれほど強くなかったので、ステーキソースをかけて食べました。濃い味付けを好むなら、素を多めに振りかけるか、塩コショウを振ったりソースをかけて食べるなりした方がいいかもです。それと酵素のせいか、表面が少しヌメッとした感じなので、口当たりに少し違和感があるかもですね。
これを使えば今まで硬くて食べられなかった肉でも柔らかくなると思うので、お年寄りの歯でも美味しくいただけると思います。思った以上に柔らかくなっているので、もし硬い肉に悩んでいるなら、このお肉やわらかの素を試してみてはいかがでしょうか。