GSIクレオス Mr.スーパーブースのレビューです。

こんにちは!

今回は、GSIクレオスの塗装用ブース、GSIクレオス Mr.スーパーブースのレビューをご紹介します!

まずは使った感想からご紹介します。

GSIクレオス Mr.スーパーブースを使った感想

試用期間は1ヶ月。現在の状態はこちらです。

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随分汚いな・・・と思われるかもしれませんが、机の汚れがそう思わせるんだと思います。ちなみにハニカムフィルター(山谷型をした表面のダンボール)に付いている白いのは、Mr.カラーのスーパークリアーつや消しでトップコートをしたあとの状態です。

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裏はキレイです。現在6回ほど使いましたが、そこそこ吸ってくれるので助かっています。コレがない時は、周りに塗料の粉が飛び回って、塗装後には周りにあるものが粉をかぶった状態でした。

このスーパーブースを使ってからは、周りに粉がほとんど舞わなくなったので、塗装でも困ることがなくなりました。周りに粉が舞っているとなぜ困るのかというと、トップコートをした時に、舞っている粉がパーツについてしまうからです。

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エアブラシで塗装する場合、エアーを出しながら塗装します。このエアーの影響で周りに降り積もっている塗料の粉が舞い、トップコートをした時、この画像のように舞っている粉がパーツについてしまいます。

これではせっかくキレイに塗装したつもりでも、仕上がりが台無しになってしまうことがあります。まあ周りをキレイに掃除すれば済むことなんですが、それだけでなく、こういった粉塵を吸ってしまうことを防ぐためにも、塗装時にはブースが必要になります。

当然このスーパーブースを使っても、吸気は完璧ではないので、吸気する速さと塗装するタイミングを上手く合わせる必要があります。急いで塗装をしようとすると吸気が間に合わず、大気中に塗料の粉が舞ってしまう事になります。

なので、慌てずブースに合わせた塗装ペースにすることが大切です。

このブースの欠点としては、内部のフィルターが剥がれやすいということですね。まだ6回使用しただけですが、すでにフィルターが剥がれかかっています。

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ちなみに中の白いのは、先ほどお伝えした、Mr.カラーのスーパークリアーつや消しのトップコートあとです。

このフィルターは剥がれやすいので、ガムテープで端を貼るなどして、剥がれない用対策をする必要があるかもしれません。

それと、4回位塗装をするとフィルターの表面に塗料の粉がたくさんついて吸気しにくくなるので、数回に一度くらい表面をティッシュで拭くなどして、掃除をしてやる必要があるかと思います。

 

購入時の包装状態、組み立て方

では続いて購入時の包装状態、組み立て方をご紹介します。

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かなりでっかい箱で届きます。では開けてみましょう。

開封

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中には大きい箱の半分くらいの大きさの箱が入っていて、緩衝材で間を塞いであります。もともと箱2つが一緒に入っていたのかと思わせますが、他のレビューを見るとそうでもないようです。割れ物として壊れないように手厚く保護してあるといったところでしょうか。

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中身を取り出しました。コチラにはナイロンの紐がかかっていて、これだけ送られてきてもいいようなものですが、配送業者を当てにしすぎても良くないですし、やはり届いて壊れていたではいけないので保護してあるのだと思います。

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横にはイメージ画像の写真があります。では箱を開けてみます。

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中には保証書と塗装ブースが入っています。中身を出しますね。

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両脇が発泡スチロールで保護されていて、奥からフード、ミストガード、ハニカムフィルター、横に排気ホースですね。

パーツ、内容物のご紹介

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まずはフードから見ていきましょう。フードの真ん中にシロッコファンが格納されています。とくに固定されているわけではないので、簡単に取り外せます。というか、くっついてないですけどね。載せてあるだけです。

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フィルターと取扱説明書です。フィルターは裏表同じですが、説明書は上の画像が表面、下の画像が裏面です。

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排気ホースです。小さく折りたたんであるので、長さは60㎝くらいです。

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ミストガードと下敷き用のマットが一体化しています。下敷きマットはミストガードとくっついていて、左右の真ん中と上下の真ん中でランナーのようにミストガードとつながっています。ここを切り取って使います。手でも切り取れますが、ニッパーなどで切り取る方がラクです。

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続いてシロッコファンです。この中で一番重いです。それでも700gくらいでしょうか。周りは金属製で丈夫です。スイッチは最低限の簡易的なものです。

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ハニカムフィルターです。取り換え用も400円程度で購入できます。

では組み立てていきましょう。

組み立て方

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まずシロッコファンに付いている円形の金具を取り外します。プラスの小型ドライバーが必要です。

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ファンにフードを取り付けます。サイズもちょうどよく、すっぽりハマる感じになっています。

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フードを取り付けたら、外した円形の金具を取り付けます。説明書に記載はないですが、フードの上部に突起があるのでここを避けるように円形金具を取り付けるといいと思います。

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次に周りを四角く囲ってある両面テープを剥がします。

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フィルターを取り付けます。大きさも丁度いいですね。下の部分がないのでペラペラして取れやすそうなのが気になりますが。(使う前の感想です)

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次にミストガードと下敷き用のマットを切り離します。透明なので見えにくいですが^_^;。強度はそれなりにです。

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ミストガードを取り付けます。ここもサイズが丁度良く、特に干渉する部分はないですね。持ち運んでいても外れないのでそれなりの保持力はあります。

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ハニカムフィルターを取り付けます。ハニカムフィルターの角を丸めて押し込んでやります。ハニカムフィルターは少し大きめに作られているので、はめるとしっかりと固定されるようになっています。

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最後に排気ホースを取り付けます。排気ホースは最長で1.5m程度まで伸ばせます。下の画像のように自由な形状が可能で、折り曲げやすく扱いやすいです。

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排気ホースの取り付け口は、ゆるいといえばゆるいですが、それほど塗装ブースを動かすわけでもないので問題ない程度かなと思います。排気ホースの角度を決めかねて形を変えたりしていると簡単に抜けてしまいます。

では適当に何枚か。

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下敷きマットに関しては特に使わないと思ったので、詳細はレビューしていません。必要であれば、塗料やペインティングベースなどを置いてもいいかと思いますが、逆に作業場が狭くなる可能性もあります。

価格帯

自分は調べてみて楽天のジョーシンさんが一番安かったのでこちらで購入しました。あみあみやホビーサーチ、アマゾン、ヨドバシカメラなども調べてみましたが、どこもそれなりに高いようだったので。アマゾンが次に安いです。アマゾンは価格が一番安く、プライム会員なら送料無料ですが、会員じゃない場合は送料がプラスになります。(それなりと言ってもどこもわずかの価格差です)

楽天(ジョーシンウェブ)

アマゾン
Gツール GT03 Mr.スーパーブース

ロープライス ¥11,708
or 新品 ¥11,708

現在ジョーシンさんのサイトでは入荷次第配送となっているので、自分が購入したのが最後の在庫だったようです。配送状態もキレイで問題なかったです。

購入した理由

幾つか塗装ブースを探していましたが、やはり安くて手軽なので購入しました。自分は塗装の初心者なので、ヤフオクで売れるくらいレベルの高いガンプラが作れるようになったら高級な塗装ブースを購入しようと思い、とりあえずこれくらいのを買っておけば部屋も汚れずに済むだろうと。

クレオスは塗料を販売している会社なので、ブースに関しても適したものを作ってくれているだろうという信頼の元、このスーパーブースを購入したわけです。

結果、トップコートを吹きかけても粉がつくことがなくなり、ガンプラの仕上がりがとてもキレイなものになりました。ガンプラ塗装をしている人で、ブースが無い方、もしくは買おうと思っている方はぜひ買っておいたほうがイイと思います。というか、必需品です。これがないとキレイな塗装ができないので。

まあ外で塗装をしている人には縁のないものかもしれませんが、室内で塗装をする場合は必ずブースを用意しましょう。

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