今回は、特選ゴールド 賀茂鶴 大吟醸のレビューをご紹介します!
賀茂鶴酒造株式会社から発売の『特選ゴールド 賀茂鶴 大吟醸』は、広島県の豊かな自然に育まれた酒造好適米だけを吟味し、 丹念に磨き、伏流井水でじっくりと仕込まれた日本酒です。「賀茂鶴」を代表する大吟醸酒で、桜の花びら型金箔入。今回、チョコレートが好きではない父が、バレンタインデーのプレゼントとして頂いたものになります。価格は2,750円(税込み)。
パッケージはつややかなゴールドパッケージ。商品名と商品画像のシンプルなデザインですが、どこかしら高級感を感じさせます。
賀茂鶴は昔から人気のお酒ですが、さらに脚光を浴びるようになったのが、2014(平成26)年、オバマ米国大統領(当時)来日の際の会食場面。銀座の名店「すきやばし次郎」にて、安倍総理がオバマ大統領を日本酒を飲み交わしたときに使われたのがこの『賀茂鶴』になります。
自分も何度か飲んだことがありますが、上品で飲みやすい、どんな席にでも合う日本酒だと思います。
アルコール度数は16度以上17度未満。一般的な日本酒と大きく変わらずです。精米歩合は50%。
ちなみに精米歩合とは、米の表層部分には雑味があり、それをどのくらい削ぎ落とされているかという歩合のこと。精米するほど栄養素は薄まりますが、その分純粋な米の香りが楽しめるというわけです。一般的な日本酒の精米歩合は70%程度ですが、この大吟醸は時間をかけて精米されたぜいたくなお酒なんですね。
開封。
しずく型の瓶に入っています。実は中に花びら型の金箔が入っていることを知らなかったので、気づかず試飲しました。自分はコップ一杯いただいただけなので、金箔は今頃父のお腹の中・・・;
ちなみに花びら型の金箔については以下の動画をどうぞ。金箔は小物などに貼り付けることもできるみたいですね。
賀茂鶴をコップに注いてみました。香りはかなり上品。澄んだようなアルコール感があり、米の甘い香りがダイレクトに伝わります。色も無色透明で濁りがなく、透明度が高いです。
では飲んだ感想です。
すっきりとしていて飲みやすいですね。米麹の甘味がありますし、奥深い旨味が口いっぱいに広がります。アルコール感もどぎつくないのでいくらでもグビグビと行けそう。和食ならずとも洋食と合わせても問題なさそうです。家庭的な食事との相性も良さそうですね。
ですがアルコール度数が高いので、気が付かないうちに飲みすぎてしまわないように注意が必要です。上品さがあってクセもないので、どんな人でも好きになれそうな安定した美味しさの日本酒でした。バレンタインデーや進物にも最適。