こんにちは!今回は、三次ワイナリー シャルドネスパークリングのレビューをご紹介します!
三次ワイナリーのシャルドネスパークリングは、グラマラスでボリュームのある、大人の辛口スパークリングワインです。シャルドネの熟成香であるバニラやナッツを思わせる甘さを感じる香りと、果実味の凝縮感、おだやかな酸味が細かくしっかりとした泡に溶け込んだ味わいが楽しめるとのこと。
この三次ワイナリーシャルドネスパークリングワインは「ジャパンワインチャレンジ2016」のBRONZE(ブロンズ)賞と「アジア・ワイン・レビュー2017」の銀賞を受賞した名ワインです。チーズや洋風の料理などにもよく合うのが特徴。
パッケージは緑色のワインボトルに上品で高級感のあるラベルが大人ワインとしての質の高さを感じさせるものになっています。大きさはそれほど大きくない中瓶サイズ。「ジャパンワインチャレンジ2016」のBRONZE(ブロンズ)賞のラベルも貼ってありました。
三次のロゴがわかり易く掲載されています。シンプルですが、熟練の大人だからこそ分かるバランスの取れた凛々しいデザインです。
ヴィンテージ・ブリュット。ヴィンテージとはその年に収穫されたさまざまなぶどうの特性を活かしてエレガントで洗練されたスパークリングワインを意味し、ブリュットは辛口ワインのことを言います。アルコール分13%の辛口ワイン。
では開けてみましょう。
上部の包装には白いテープが覗いていて、切れ目も入っているので開封しやすいです。
周りのアルミをはぐとコルク栓とそれを抑えるリング型ストッパーで止められています。コルクが瓶の口に押し込んであるタイプではないので開けやすくなっています。まぁスパークリングワインの場合は炭酸が入っているので、普通のコルクのみだと炭酸によってコルクが抜け落ちてしまうからこういったストッパーがされているんですね。
ストッパーを外すとすぐにコルクがポン!と抜けるので、すっ飛ばさないよう注意です。ちなみにスパークリングワインは、テレビなどではコルクを飛ばすシーンも見られますが、これは周りの人や物に当たる可能性があるのでマナー違反だということです。
コップに注いてみました。シュワシュワ~っといい音を立てて注がれていきます。注がれてすぐに広がる香りもいいですね♪
香りに酸味はなく、まろやかで豊かな白ぶどうワインの香りがしますね。スッキリとしながらも甘みがありそうな芳醇な香りとでも申しましょうか。
色は白ワインのスパークリングなので白ワインらしい琥珀色の美しい透き通った色合いが雰囲気を良く感じさせてくれます。
炭酸も程よく底からふつふつと泡が湧き出てきて、爽やかな喉越しを楽しめそうです。
では飲んだ感想です。
思ったよりも甘さはなく、キンキンには冷やしていないせいか、泡が口に膨らみを感じさせます。ふくよかな口当たり?炭酸のしっかりとした飲みごたえがありますね。
アルコールも強めで一口目から体が暖かくなってきますね。酔いの回りも早めで、飲んでいくごとにワインの上質な味わいが深まっていくようです。
冒頭でご紹介した『バニラやナッツを思わせる甘さを感じる香り』は正直あまりわかりませんが、『果実味の凝縮感、おだやかな酸味が細かくしっかりとした泡に溶け込んだ味わい』はまさにその通りの味だと思います。泡に溶け込んだ味わいと果実味の凝縮感がとても強いワインだと感じることが出来ますね。
辛口なので決して飲みやすいわけではない大人の味と口当たりですが、ぶどうの風味やスッキリ感、適度な酸味はワイン通をうならせるようなしっかりとした味わいが楽しめるようになっています。三次ワイナリーを訪れた際は大人のスパークリングワインをぜひお求めになってみてはいかがでしょう。