Panasonic ブルーレイディーガ DMR-BRZ2000のレビューです。

こんにちは!

今回は、パナソニックから発売のHDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダーDMR-BRZ2000のレビューをご紹介します!

このブルーレイディスクレコーダーDMR-BRZ2000は、2015年5月22日に発売されました。

主な特徴はトリプルチューナーを内蔵していて、3番組を同時に録画することが出来るということです。さらに、スカパーチューナーを契約していれば、スカパーチューナーも合わせて4番組を同時に録画することが可能です。また、『4K』対応なので、4Kで撮影した動画、写真なども再生させることができます。

ハードディスクの容量は2テラバイト。最高画質のDRモードで約254時間の録画が可能、さらに15倍速の録画方式だと、なんと約2700時間も録画しておくことができます。それでも容量が足りない場合は、外付けハードディスクも取付可能で、設定によって外付けハードディスクへの録画ができます。

これだけではなく、さらに機能が沢山ありますので、今回のレビューはかなり中身の濃いものになりそうです。

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すでに設置していますが、2015年8月31日に届いた新製品です。大きさは最近のブルーレイディスクレコーダーとしては極めて小さいです。幅430mm高さ45mm奥行179mm、とくに奥行きの小ささは、うちの家庭内のレコーダーの中で最も小さいです。場所を取らず、軽いので、取り扱いも設置もあっという間で簡単です。

そのうちレコーダーも、ブルーレイのディスクと同じくらいのサイズになってしまうんではないでしょうか。

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右側にディスクの取り出しスイッチと、電源スイッチが有ります。ディスクの取り出しと電源のオンオフはリモコンでも操作可能です。

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リモコンはそこそこ大きいです。パネルが開閉式などではなく、一つのエリアに全てのボタンが集約されているのは、フタを開け閉めする必要がないのでラクです。

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後ろの配線はテレビアンテナ線をつなぐためのアンテナ端子、テレビと接続するためのHDMI端子、外付けハードディスクやその他の機器と接続するためのUSB端子(×2)、ネットワークに接続するためのLAN端子、他のレコーダーなどに高画質でダビングするためのi.LINK端子、アナログ映像・音声端子がついています。

ちなみに、HDMIケーブルは別売りです。テレビと繋げたい場合は別途、HDMI端子の購入が必要です。

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前面には、USB端子、B-CASカード挿入口、SDカードスロットがあります。

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ディスク挿入口もスムーズに開閉します。

ダビングできるディスクは、BD-RE[Ver1.0は非対応]、BD-R、DVD-RAM、DVD-R、DVD-R DL、DVD-RW、再生できるディスクは、BD-RE[Ver1.0は非対応]、BD-R、BD-Video、BD-ROM Version 2.4、DVD-RAM、DVD-RW/+RW(ファイナライズ済)、DVD-R/+R(ファイナライズ済)、DVD-R DL/+R 、DL(ファイナライズ済)、DVD-Video、音楽CD(CD-DAフォーマット)、CD-R/RWです。

いろいろとあってややこしいですが、ほとんどのディスクはダビング、再生できると思います。(DVD+R、DVD+R DL、DVD+RWはダビングできません)

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外付けハードディスクもUSB端子1本で接続可能です。画像はバッファローの1テラバイト外付けハードディスクです。

外付できるハードディスクは、パナソニック製、バッファロー製、ウエスタンデジタル製、アイ・オー・データ製などです。

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棚への収納もコンパクトです。上の段にあるパナソニックDMR-BW695(発売日2010年9月15日)よりもさらに小型になっています。

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説明書もそれほど大きくなく、コンパクトです(厚みはそこそこあります)

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上記画像がスタート画面です。ニーズに合わせた画面構成で、とてもわかり易くなっています。

ではこのブルーレイディスクレコーダーDMR-BRZ2000ができる機能を、項目を上げてご紹介します。

・録画した番組を見ることができる
・録画した番組を編集できる
・3番組同時録画ができる(スカパーチューナーも含めると4番組同時録画可能)
・ブルーレイディスク、DVDディスクにダビングできる
・ブルーレイディスク、DVDディスクを再生できる
・ブルーレイディスクやDVDにダビングした番組を、HDDに移動することができる
・USBで外付けハードディスクに録画・再生ができる
・他社製のレコーダーで録画した番組や写真を、LANケーブルをつないでディーガに移動できる
・4Kに対応している
・SDカードに保存した写真・動画が見れる(動画はデータ形式によります)
・お部屋ジャンプリンク(ネットワーク接続・無線LANなど)で、家中好きな部屋から録画した番組を見ることができる
・外からスマホで録画した番組を見ることができる(無料アプリが必要)
・外からスマホで番組を録画予約することができる
・パソコンからディーガに動画や写真、音楽ファイルをコピーすることができる(ファイル共有サーバー機能)
・最新ニュースを見ることができる
・放送中の番組を、アンテナがないテレビでも見ることができる
・YouTubeやHulu、TSUTAYA TVなど、インターネットサービスが利用できる

もちろんこれだけではなく、さらにたくさんの機能があります。詳しくはパナソニックのホームページをご覧ください。

パナソニックHDD搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダーDMR-BRZ2000公式サイトはこちら

さてこの中でも、注目したのが『ブルーレイディスクやDVDにダビングした番組を、HDDに移動することができる』というものです。

この機能をムーブバック機能といって、ブルーレイディスクやDVDにダビングした番組を、レコーダーのHDDに戻すことができます。

このムーブバック機能は、最近のソニーやパナソニックのレコーダー等には搭載されています。番組を戻した後のブルーレイディスクは、空になって、またダビングできるのでとても便利な機能です。

例えば、これまで容量の小さいブルーレイレコーダーを使っていて、容量不足からブルーレイディスクに番組をたくさんダビングしていましたが、その後外付けハードディスクが使えるブルーレイレコーダーを購入したとします。

これまではブルーレイディスクを入れ替えて番組を見ていましたが、ディスクを入れ替えるよりも、HDDにデータを戻し、ディスクの入れ替えなく見られるようにしたほうが便利になります。さらに、外付けハードディスクに移動しておけば、ブルーレイレコーダー本体のHDDも悠々と使えるので、より多くの番組を楽しむことができるのです。

とくにドラマの録画の場合、回数がかさばるので、これまでHDDに貯めておくことが難しく、ブルーレイディスクやDVDに保存していたという方も多いことでしょう。そんな方にはとてもありがたい機能なのです。

番組データの移動方法は簡単。

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スタートメニューの『残す』を選択します。

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ダビング元をBD/DVD、ダビング先をHDDにします。(ディスクからのダビングの場合、ダビング先はHDDのみです。)外付けハードディスクにダビングしたい場合は、一旦HDDにダビングして、その後HDDから外付けハードディスクにデータを移動します。

後は録画モードを高速、3倍速、5倍速など選択し、リスト作成からブルーレイディスクに録画されている番組を選んでダビング開始を選択します。(録画モードは○倍速にすると画像が劣化します。(自分は3倍速でも試してみましたが、高速とくらべてそれほど劣化は見られませんでした)

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まず画像のような画面が表示されます。確認が終了するまで約32分かかることが・・・とありますが、10分もかかりませんでした。

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この画像が出るとダビング開始です。5時間強の番組データをダビングするのに、30分ほどの時間しかかかりませんでした。

これで45分のドラマ全25話が、1時間30分から2時間ほどで移動完了しました。ブルーレイディスクにはデータは残りません。

このように、DMR-BRZ2000は、現在できる機能としてはほぼ完璧に満たしてくれるブルーレイディスクレコーダーです。

機能性、軽さ、操作性、どれをとっても、簡単でわかりやすく、もはや追加する機能がないのではないかというくらいあらゆることができるので、コレ一台さえあれば、当分は新しいものが必要ないのではないでしょうか。

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