こんにちは!今回は、キリン ハードシードルのレビューをご紹介します!
キリン ハードシードルは、リンゴ果汁100%を発酵させてつくられた、スッキリとした爽快さと炭酸が心地良いスパークリングなアルコール飲料です。元々2013年に飲食店向けに展開されたお酒ですが、中身をリニューアルして登場。発売日は2016年9月27日です。アルコール分は4.5%。
ビールは麦から醸造され、ワインはブドウから醸造されます。そしてこのハードシードルはりんごを醸造して作られたお酒です。チューハイ以外でのりんごのお酒は比較的珍しいですが、これまでになかったというのも少し不思議なところです。もっといろんな果物から醸造されるお酒が増えてもいいような気がしますが、生産工程や栽培などの難点もあるのでしょうか。
最近のクラフトビールなどでよく見る、オシャレなワンウェイ瓶です。持ちやすく量もちょうどいいので、若い層に人気のボトル。グリーンアップルをイメージした緑色で、甘酸っぱそうな林檎感を感じさせます。
容器に成分の記載はないので、成分表をハードシードルのホームページより引用します。⇒ハードシードルホームページ
成分表です。
100ml当たり(内容量290ml)
エネルギー | 38kcal |
たんぱく質 | 0~0.2g |
脂質 | 0g |
糖質 | 3.3g |
食物繊維 | 0~0.1g |
ナトリウム | 26~46mg |
では開けてみましょう。
香りはりんごのチューハイというよりはビールですね。ジュースやチューハイのような甘酸っぱいりんごの香りはそれほどなく、ベルギーやドイツといった海外のホップのような甘めの香りがします。おそらく香りだけだとりんごのお酒と感じないかも。
コップに注いでみました。
コップに注ぐとビールほど泡立たない、チューハイっぽい見た目。色はビールのような琥珀色でありながら、炭酸などはチューハイのよう。飲まないとどんな味なのか全く想像が付かないですね^_^; でも、コップに注ぐと普通のふどうワインのような香りがします。
では飲んだ感想です。
飲むと、甘さはほぼ無いですが、りんごの酸味と香り、そしてワインのような口当たりがあります。これは美味しい。なかなか大人のお酒のような飲みくちで、さっぱりとしていて上品です。コップよりはワイングラスに注いて飲みたい感じ。シャンパンっぽいですね。
りんごの風味が強く、それでいて程よい酸味。酸っぱいというほどではない優しい酸味がちょっとだけ甘味を感じさせるので不思議な味わいがします。
アルコールは強すぎず、ビールレベルのアルコール。ほろ酔いするかしないか程度です。アルコール臭さはまったくなく、どんどん飲めちゃいますね。
瓶が比較的男性ターゲットっぽいですが、飲んだ感じ女性受けが良さそうな気がします。特にチューハイの甘さに飽きていたり、苦手だったりする、ちょっぴり大人の女性に最適なお酒かと。帰宅後にチーズなどのおつまみと共に、ワイン代わりに飲んでも楽しめるお酒だと思いますよ。