今回は、楽粹 あんかけ豆富のレビューをご紹介します!
株式会社楽粹から発売の『あんかけ豆富』は、温かい轆轤豆腐と和風だしのとろみあんの美味しさが味わえるあんかけ豆腐です。近所のスーパーで見かけ、寒い冬に温かいあんかけ豆腐を食して温まりたいと思って購入してみました。
パッケージは和風だしの中に浮かぶ轆轤豆腐というシンプルで上品な写真が掲載。豆腐の上にはおろしショウガが乗せられるなど、食べると温まりそうな印象が感じられていいですね。
ちなみに『轆轤(ろくろ)豆腐』とは、豆の香りもしっかり楽しめる、きめが細かく、なめらかな舌触りの豆腐です。昔は水車のことを『轆轤』と読んだそうで、水源地に水車があったということでこの名前がついたそうです。
裏面には原材料や成分表、お召し上がり方が記載されています。
発売元の株式会社楽粹(らくすい)は、鳥取県頭部の智頭町にある豆腐製造メーカーです。厳選された国産大豆を使用し、純粋で感動してもらえる豆腐作りを目指しているとのこと。このあんかけ豆富の他にも『極吟豆腐』、『生湯葉』、『豆乳鍋セット』、『ふかひれあんかけ豆富セット』などがあります。
開封。中には轆轤豆腐と和風だしのとろみあん、おろししょうがが入っています。豆腐は開封してカットするようになります。
まずは和風だしのとろみあんを投入。すでに片栗粉を混ぜてある状態なのでとろみがあります。香りはシンプルなカツオだしっぽいですね。
豆富は8等分してとろみあんの中に投入。付属のおろししょうがも一緒に入れて煮込むことにしました。轆轤豆腐は見た目は絹豆腐のようにシンプルですが、スーパーで売っているものに比べて少し硬め。しっかりとした弾力があります。カットしても角も立っているので、その質の高さが伺えるかと。
煮込むと出汁の深みのある香りが広がります。沸騰したら焦げるので、火を弱火にしてじっくりと煮込みます。
では食べた感想です。
轆轤豆腐は食感はふんわりしていますが、水っぽさはなく、適度な弾力と食べたときのホロホロ感があって美味しいです。のどごしがよく臭みもないで食べやすいですね。きめ細かで上品な豆腐といった感じ。
和風だしがとにかくしっかりとしていて、ほんだしなどの簡易的なものとは少し違った上品な香りや旨味がありますね。生姜の香りや風味も合わさってとても美味しいです。とろみも丁度いいので口当たりが滑らか。くず(片栗粉)のだまはもちろんありません。
生姜が相まってとても暖まれる一品。具材を入れて煮込んでも良さそうですね。優しい旨味で上品にヘルシーに楽しめるあんかけ豆腐でした。