自由に組み合わせて作るポケモンの街 リーメント 夜の路地裏 レビュー

今回はリーメント ポケモンの街 夜の路地裏をご紹介します!

リーメントから発売の「ポケモンの街 夜の路地裏」はポケモンが住む夜の路地裏をイメージしたジオラマフィギュアです。テーマは「夜の路地裏」ということで、ゴースト・あくタイプを中心に夜をイメージさせる人気ポケモンが勢ぞろい。各ジオラマの背景を自由に入れ替えて遊ぶことができます。定価は1BOX6個入りで税込5,940円。

箱の側面(画像下)には各ジオラマの説明、背面(画像右上)には成分表が記載されています。種類は全部で6種類なので、1BOX購入で全種類揃います。ということで・・・

夢の大人買いをしてみました!

記念すべき1箱目は・・・

ヤミカラス&ドンカラスでした!!パーツごとに袋分けされています。おまけで付いてくるガムは青りんご味でした。

それでは各ジオラマをみていきましょう。

①ピカチュウ&ヒトモシ

“夜の路地裏の雰囲気がちょっぴり怖いピカチュウ。そんなことおかまいなしにヒトモシはこっちに来てとグイグイ手を引いてゆく。”

古びたレンガ造りの建物の間を抜けるピカチュウとヒトモシ。2匹の進行方向の先の壁にはヒトモシの最終進化形であるシャンデラの影が。シャンデラが発している紫色の光が壁や地面を照らしています。

とくに地面は手前に行くにつれて紫色が濃く色付けされており、細かな色の表現がなされています。

ヒトモシは自分の仲間の元へお友達のピカチュウを紹介しに行っているようです。それにしても、ピカチュウの不安げな表情とは対照的に頭の炎を揺らしながら「早く早く!」といった風な表情のヒトモシがなんとも微笑ましいですね。2匹が行き着く先に想像をかきたてられるジオラマとなっています。

建物裏もレンガの欠けや汚れなどで古びた感じが出ています。

②ベトベター&ランプラー

“マンホールから夜空を嬉しそうに眺めるベトベター。突然開いたマンホールに街灯のフリをしていたランプラーはビックリ。”

腕を真横に広げてびっくりした表情のランプラーとひょっこりマンホールから顔を出しているベトベターがとても可愛いですね。よく見ると街灯やマンホールの蓋がモンスタボール型になっています。

壁と地面も傷や汚れがあり退廃的な雰囲気の背景の中で生き生きとしたポケモンの表情が一層際立って見えます。

③ブラッキー

“屋根や塀を伝って夜の街を自由に歩くブラッキー。ふと足を止め振り返ると誰かが閉め忘れた水道の水たまりに映る満月が。”

どうやらブラッキーと時を同じくして、ベトベターは夜空に浮かぶ月を見ていたようです。ブラッキーの見る月は水面に映った満月というのが風流でいいですね。ブラッキーのイメージにぴったりです。

④ヤミカラス&ドンカラス

“ここはヤミカラスとドンカラスの秘密基地。キラキラ光るものに興味があるヤミカラスが今日もコレクションを1つ見つけてきたみたい。”

嬉しそうに宝石を持ってくるヤミカラスと貫禄たっぷりのドンカラス。2羽の後ろにはカビゴンのシルエットが描かれた看板が掛かっています。

カビゴンの生息地帯なのでしょうか。カビゴンが道をふさいで通行止めになった道だって、鳥ポケモンの彼らなら空を飛んで基地までたどり着けますね。人が通れない道だからこそ彼らはそこを根城にしたのかも。満月に照らされた宝石は夜でもきらきら光ってきれいでしょうね。

ところでヤミカラスが持っているネックレスですが、なかなかくわえてくれなくて苦労しました。手がかかる子ほど可愛いものです(笑)

⑤ゲンガー

“人気の少ない路地の奥。ポスターに隠れて通りがかった人を脅かしては楽しむゲンガー。”

ポスターから出てくる大迫力のゲンガーは驚かせる気満々の表情。近くにはキズぐすりがあることから、拾いに来たトレーナーを驚かそうと出てきたのでしょう。戦闘開始の音楽が聞こえてきそうな一場面ですね。

ゲンガーはゴーストから通信交換をしないと進化しないポケモンなので、この子もトレーナーに育てられていたはず。捨てられて野生化してしまったのでしょうか。そして近くを通りかかるトレーナーを夜な夜な脅して遊んでいる・・・悲しい過去を持つゲンガーなのかもしれません。

⑥ミミッキュ

“道端の段ボールにはピカチュウ特集の本がたくさん。これを見たらみんなと仲良くなれるかな?”

ここはゴミ収集場だったのでしょうか、フェンスにはヤブクロンのシルエットの看板が掛かっています。集められたゴミの中から見つけたミミッキュのお気に入りは、ピカチュウの本とピカチュウのような黄色のタオル。ミミッキュは本当にピカチュウのことが大好きなんですね!

以上全6種のジオラマの紹介でした。

ポケモンたちはもちろん、建造物や小物へのこだわりが細部まで見られ、何度見ても飽きないジオラマとなっています。彼ら一匹一匹の持つ物語を、細かな造形と色彩表現で鑑賞する私たちにも伝えてくれており、夜の路地裏のポケモンたちの息づかいが聞こえてくるようでした。

ジオラマは自由に組み替えることができるので、自分だけのポケモンたちの路地裏を作ってみてください!

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