こんにちは!今回は、箸ぞうくん・II 右手用19cmのレビューをご紹介します!
箸ぞうくん・IIは、食事が難しいお年寄りや持病の方などがよりラクに安心して食事ができるよう、使いやすく形作られている介護用お箸です。母が年々衰えを見せていくなかで、今回、食事がラクにできるようにと購入してみました。
発売元は有限会社ウインド。京都市中京区に本社を置く介護用箸の製造、販売会社です。この箸ぞうくん・IIの他にも、つまみやすい箸や箸ケースが一体化した箸、子供用スプーンにフォークなど、デザイン性も高いお箸が多数販売されています。グッドデザイン賞も受賞し、見るだけでも楽しめる商品を多数取り扱っています。⇒有限会社ウインド商品一覧
すでに開封してしまっていますが、縦長の箱に入っていて、帯なども付属しています。アマゾンや楽天でも手軽に購入可能です。
今回購入したのは右手用の19cm。もちろん左手用も販売されていますし、手が大きい方のために20cm用も用意されています。
さらにこの箸ぞうくんには、オプションで一人一人の手の状態に合わせた補助パーツを装着できるようになっています。補助パーツはグリップ延長や親指レスト、ゴム輪に箸先などいろんなものがあり、それぞれ長さのサイズが豊富なので、オプション補助パーツを取り付けることで、まさに自分の手に合った専用の箸として使用できるようになっています。⇒オプション補助パーツ一覧
帯の内側には持ち方の一例が記載されています。箸ぞうくんの形状は2本が連結していて、親指を添える部分にもシリコンゴム性のグリップが付いています。なので2本の箸がバラけて落ちてしまうこともないですし、グリップが支えになることで箸を落とすこともなく、かなり取り扱い安くなっています。
かなり軽量なので、長時間使い続けてもストレスがかからないようになっています。
今回は赤色を購入しましたが、色はグリーンと赤の2種類あるので、男女で分けることができます。
グリップだけでなく、側面にも凸凹があるので滑りにくくなっています。自分が持ってみても、かなり使いやすく感じましたし軽量でした。挟むのも簡単でずれることもなかったです。
内部にバネが入っているようで、仕組み的にも強度は高そうです。これ以上開くことはないので、箸を洗うときに煩わしさもないですね。
箸の先はかまぼこのような片側が平らになっているので、組み合わせがピッタリとしています。なので小さいものでもすんなり挟み込むことが出来ます。割り箸のような材質で作られているので、小さくてツルツルする小豆なども滑ること無くラクに挟むことができるようになっています。
以上です。ある意味介護用箸としては究極とも言えるくらい、使いやすさを追求して作られた箸になっていると思います。デザインもよく、介護用箸というよりはオシャレなデザイン箸を使っている感覚で使用できるのもいいですね。
うちの母も普通の箸よりかなり使いやすいようで、麺類や豆類などのおかずなどには必ずこの箸を使ってくれています。丼物はスプーンで食べていますが、それ以外はこれを使っているので、かなり重宝しそうです。購入してよかったですね。
前は箸をポロッと落とすこともあり、こちらも毎度洗わないといけないので大変でしたが、この箸に変えてから全く箸を落とさなくなりました。なので、そういった部分でも介護する方は少しラクになると思います。介護される側もする側もラクで、無駄な行動も時間も省ける箸になっていると言えますね。