こんにちは!今回は、セブンイレブン 幕の内弁当のレビューをご紹介します!
セブンイレブンの幕の内弁当は、定番のおかずをバランスよく詰め合わせた、食べごたえのあるお弁当です。中に入っているおかずの種類は、ハンバーグに唐揚げ、焼鮭に厚焼き玉子、ひじき煮といった、誰もが好き嫌いなく食べられるものが並べられています。発売日は2015年9月1日。
価格は税込み398円とお手頃価格。豊富なおかずの味が楽しめながらこの価格で食べられるのは嬉しい限りです。箸休めの漬物はかつお大根が添えられていて、目立たない脇役的な具材にもこだわりが感じられます。
パッケージは長方形の定番スタイル。スーパーの幕の内でさえもこのような形になっています。幕の内弁当としてはお決まりの俵型御飯に赤い梅ぼしが1個乗ったもの。御飯が俵型なのは、握り飯の名残とのことです。ただ、最近の幕の内は俵型おにぎりを詰めるのではなく、型押しで俵型に見せているそう。
ちなみに『幕の内弁当』と呼ばれるようになったのは江戸時代後期で、元々芝居役者や裏方のために作られていた弁当がお客向けにも売られるようになり、それが発展して幕の内弁当と呼ばれるようになったようです。
レンジの加熱目安は500ワットで2分、1500ワットで40秒と、短時間で温まるようになっています。
画像は500ワットで2分レンジした状態。ですがレンジ前とほとんど変わらずな感じです。
成分表です。
一包装当たり
エネルギー | 654kcal |
たんぱく質 | 22.7g |
脂質 | 16.8g |
炭水化物 | 102.9g |
ナトリウム | 1.2g |
ハンバーグの上に透明のフィルムが被せてあり、鮭とハンバーグの味が混ざらないように分けてあります。こうすることで食材の味の再現性を高めたり、抗菌などの効果があります。
中に入っているおかずは焼鮭、鶏唐揚げ、ソース付きコロッケ、厚焼き玉子、醤油タレ付きハンバーグ、かつお大根、ひじき煮の7種類。特に唐揚げとコロッケ、ハンバーグは3種の神器的なおかず。さらに、王道の焼き鮭と厚焼き玉子なので、具材の種類に関しては申し分なしかと。
御飯には国産米を使用。
脇役も彩り豊か。
では食べた感想です。
はじめは一般的なお弁当のようにシンプルでどこにでもあるような味を想像していました。ですがおかずの味はしっかりとしていますし、ハンバーグは肉の旨味がとてもよく味わえ、食感もかなりふんわり。ただの冷凍食品ハンバーグとは一味違った肉質感が味わえます。練り込みすぎていないミンチ肉の粗挽き感があって美味しいです。
コロッケにはただの甘めの味だけではないソースのような味が付いていて、こちらもしっかりとした味。とてもごはんに合う味をしています。その他の食材もいい味付けがされていて、唐揚げも「タダでは済まないぞ」的な味付け。ご飯も食べやすいですし、梅のペーストはとても酸っぱくて食欲をそそります。
セブンに行くとどうしてもパスタやサラダ、ラーメンといった洋食系に目が行きやすいこともあり、幕の内弁当は敬遠しがちなところもあります。それに幕の内弁当というと、小さい頃からお祭りなどのちょっとした行事でも出される弁当なだけに、たくさん食べてきたという敬意があるものです。
ですがこの幕の内弁当はそういった懐かしさも踏まえつつ、味をアップさせようという意図が感じられました。なので、普段は洋食メインだとしても、たまには食べておきたいお弁当だな~と、幕の内弁当の認識をまた新しいものに変えてくれる一品でした。お弁当のチョイスに迷ったら、たまには幕の内弁当もいいですよ。