こんにちは！今回は、マルちゃん正麺 豚骨味レビューをご紹介します！

マルちゃん正麺の豚骨味は、東洋水産独自の特許製法の『生麺うまいまま製法』という製造方法で製造された、歯切れのよい硬めの細麺に、ガーリックの風味を利かせたコクのある豚骨スープが特徴のインスタントラーメンです。発売日は2011年11月7日で、リニューアルされた現在発売中のものは2016年8月29日に発売されたものです。お値段は5袋入りで税抜き525円。

『生麺うまいまま製法』とは、切り出した生の麺を、乾燥させる前に一度丁寧にほぐし、その後熱風乾燥させる製造方法です。乾麺を製造するのと同じ製造方法なんですね。油で揚げない製造方法なので、ヘルシーなインスタント麺になっています。

マルちゃん正麺の5食パックはこの豚骨味の他に、『醤油味』、『塩味』、『味噌味』、『鶏白湯味』、『カレーうどん』『坦々麺』の7種類。坦々麺は2016年10月17日に新発売されました。

マルちゃん正麺ホームページでは、『より生麺と間違えるための茹で方の極意』や『美味しさをグッと引き立てる簡単トッピング』などが掲載されていますので、お召し上がりの際は参考にしてみてはいかがでしょうか。

『生麺と間違える』ための茹で方
極意１：最初の１分間は麺をほぐさない
極意２：ひっくり返して少しだけほぐす
極意３：茹で汁でスープを溶かす

密かに作り方を知らなくてもこの作り方をしていたような気がします。茹で汁でスープを溶かすと無駄な時間も省けて手早くできますが、結局これが一番美味しい作り方なんですね。

トッピングに関してはなかなかオシャレなトッピングが多数紹介されています。和洋のトッピングでさらに違った味が楽しめそうです。⇒マルちゃん正麺ホームページ

パッケージはどのマルちゃん正麺もベースデザインが同じですが、豚骨味は緑色のカラーリング。しょうゆは赤で味噌がオレンジと、他の商品はスープの色に近いものがありますが、豚骨と塩味は商品の種類が分かりやすいようなカラーバリエーションにしてあるようです。

パッケージ裏面には原材料や成分表、美味しい召し上がり方など、必要事項が全て掲載されています。

麺は約2分茹でます。インスタントラーメンとしては比較的短い茹で時間かと。

上部に開け口があり、縦にパッケージを開けられるようになっています。もちろん横明けでも問題なく開けることができますが、口が狭いので取り出す時に中の麺が砕けてばらばらになる可能性があります。縦に開封したほうが麺を取り出しやすいかと。

成分表です。

一食91グラム当たり

エネルギー	346ｋcal
たんぱく質	11.4g
脂質	6.5g
炭水化物	60.5g
ナトリウム	（めん：0.6g、スープ：1.7g）
カルシウム	173mg

中には麺と特製油、粉末スープが入っています。

麺はとんこつラーメンにしては九州のような超細麺ではないですが、一般的なインスタントラーメンの麺と比較すると少し細め。

特製油は白いナイロン製の袋に入っています。特製油は寒いと固まる傾向にあり、固まるとナイロン製の袋から油を出しにくくなります。固まってしまっている場合は温かい場所に置いておいたり、湯煎したりすると滑らかになります。

粉末スープです。こちらは一般的なインスタントラーメンに入っている粉スープと同じような見た目。

粉末スープと特製油を丼に入れておきます。粉末スープの色は豚骨ラーメンなので白っぽい粉末です。特製油はまだ少し油が固まっている状態。にんにくのいい香りがします。食欲をそそりますなぁ(^q^)

お湯が湧いたら麺を投入。麺を入れた直後の画像です。約2分沸騰したお湯で湯がきます。ガスコンロの火は強火から中火くらい。湯がいていると段々泡が出えてきてお湯が膨らんでくるので、浅い鍋を使っている方は吹きこぼれないよう火加減を調整しましょう。

少し時間が経ったら麺をひっくり返し、麺をほぐしておきます。

2分くらい湯がくとこのような状態に。とんこつラーメンはバリカタやハガネなど硬めの麺で有名なので、お好みに応じて短く湯がき、硬めに仕上げてもいいかもです。2分位だと普通くらいの麺の硬さになってしまいますので。

湯がき汁で丼に入れた粉末スープと特製油を溶かし、麺を流し込みます。あまり多く湯がき汁を入れておくと、麺を入れた時に溢れたり汁が多くなってしまうので、麺を入れるまでは湯がき汁を少なめに入れて粉末スープと特製油を溶かしておきます。そして麺を入れたらちょうどいい量まで湯がき汁を入れ、麺をほぐしてスープと絡ませます。お好みで、麺をごそっとすくって縦長の一直線にして寝かせ、ラーメン店風にしてみるのもいいかもです。

この麺はすぐにスープを吸うので、出来上がったら早めに食べることをおすすめします。

トッピングはキャベツを炒めたものとゆで卵、刻みネギ、そしてスーパーで販売されている、『プリマハム 焼豚屋 切れてます直火焼焼豚』です。プリマハム 焼豚屋 切れてます直火焼焼豚はすでにスライス済みの真空パック焼き豚なので、調理する必要がなく、開封してすぐにラーメンなどにのせて頂くことができるスグレモノです。めんどくさい場合は手軽に焼き豚が食べられるのでいいですよ。

もっと豪華なチャーシュー麺で頂きたい場合は、以前にご紹介したお肉の山下屋 くるくる煮豚棒をスライスしてのせても、分厚くて食べごたえのあるチャーシューが楽しめます。

では食べた感想です。

味は豚骨味でも割とさっぱり。細麺ですがそこそこコシがあって美味しいです。

麺が細めなので全体的なボリュームはやや少なめですが、臭みもなくしっかりとした味付けになっています。麺が水分を吸いやすいからか、食べ始めは湯がいた時の汁をしっかりと吸っているので少し水っぽい味があるのが残念かなって感じです。

少しおくとスープと馴染んできて麺の味が良くなってきますが、今度は麺が伸びてくるので食べごろが難しいところです。

一番いいのは少し短めに湯がいてお湯をあまり浸透させず、スープと合わせた後にスープを麺が少し吸った状態で食べると一番いいかなって感じ。まあどのインスタントラーメンも食べるタイミングが命なので、美味しく食べるためには何度か食べてみるのがいいかもしれませんね。

全体的にはスープがとても美味しく、全部飲み干してしまうくらいの完成度で楽しめるインスタントラーメンです。他の商品と比べてヘルシーなのもいいですね。（これだけトッピングが多いとヘルシーではなくなってしまうので、トッピングも適度な分量にしておくのがいいですね）

⇒楽天でマルちゃん正麺 豚骨味を探す